このようなユニークな物流システム構築の背景には、佐藤自身のアメリカ体験がある。
「アメリカでは、運送会社自身はトラックを所有せず、倉庫やドライバーを自社に登録させます。そして、運送会社が引き受けた荷物の管理や配送をする際、登録されている中から最適な倉庫、最適なドライバーを選んで物流のシステムをつくるのです」。アメリカの運送会社は、荷主企業と運送業者の間に入る第三者による物流支援を行う。「第三者が荷主企業と運送屋の間に入ると、かえってコストがかかると思う企業の方もいるかもしれません。しかし、実際は、第三者が物流をトータルで引き受けるほうが無駄がなくなり、コストを下げられると思います」。
一方で佐藤は、熊本で生まれ地域に育ててもらった企業として、地域貢献にも熱心だ。
特に、JFL入りを果たした熊本のサッカーチーム・ロッソ熊本のスポンサーを務めている。サトウロジックのトラックには、ロッソ熊本のチームカラーである赤を基調に、鮮やかなチーム広告をプリントしたものもある。地域が元気であってこそ、企業は元気になれる。その思いが、熊本の元気づくりに向わせる。
物流に関する課題を解決し経費削減に貢献することで、地域とそこで活躍する企業を元気に―。「物流に関わる人、物、資金、そして情報の組み換えが経営効率を高める」。これが、あらゆる企業のあらゆる物流問題に応じたコンサルティングとプランニングの請負人、佐藤の理念である。




